「PV施工技術者制度」とはどのような制度ですか? |
一般住宅への太陽光発電システム設置の際に必要とされる施工者の基礎的な知識・技術につき、その習得レベルをJPEAが認定することで、業界全体の施工レベルを揃え、設置者が安心して工事を任せられるような施工技術者の確保・増員を目指し、ひいては太陽光発電のより一層の普及拡大や太陽光発電産業の健全な発展を図るものです。 |
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この認定は国家資格でしょうか? |
いいえ、国家資格ではありません。本制度は経済産業省の協力を得て創設されましたが、あくまで、一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が行う民間団体の任意の認定です。 |
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これらの認定を持っていなければ、設置工事や点検はできないのですか? |
この認定を持っていなくても設置工事や点検は可能です。 |
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この認定を持っていることで、どのようなメリットがありますか? |
次の様なメリットを期待しています。
- ①設置者からみたメリット
- 認定証の確認等により、施工に関する一定の基礎的な知識や技術レベルを持つ者を容易に識別することができる。
- ②PV施工事業者からみたメリット
- 太陽光発電システムの施工に携わる者の基礎的な知識や技術のレベルを、今まで以上の水準で確保できる。
- ③PVメーカーからみたメリット
- 自社個別の内容に合わせた施工方法の研修に注力できるため、施工技術研修全体の効率化と技術水準の確保・向上が図られ、ひいては業界全体として良質な施工技術者の育成につながる。
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認定に有効期限はありますか?有効期限が切れた場合はどうすればよいですか? |
認定証の有効期限は発行日から4年間です。認定を継続される方には有効期限内に継続の為の手続きをとって頂きます。 |
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「PVマスター技術者制度」とはどのような制度ですか? |
「PV施工技術者制度」で対象にしていた住宅用に加え、地上設置を含む全ての太陽光発電設備の施工及び保守点検の知識・技術についてその習得レベルをJPEAが認定する制度です。 |
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「PVマスター技術者制度」における認定試験とは、どのような試験ですか? |
「PVマスター技術者制度」における認定試験とは、(1)「PVマスター施工技術者」認定試験、及び(2)「PVマスター保守点検技術者」認定試験、の2種類に分かれます。 |
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(1)「PVマスター施工技術者」認定試験とは、どのような試験ですか? |
「PVマスター施工技術者」の認定を受けるためには、JPEAが実施する認定試験に合格しなければなりません。また、認定試験の受験資格は、JPEAから認証を受けた研修機関(認証研修機関)が行う、JPEAが認証したカリキュラムに基づく研修(認証研修)を受け、修了した方、及び前述のPV施工技術者認定を取得した方が対象です。
現在、認証研修機関がない状態になっており、PVマスター施工技術者認定試験は休止しています。
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(2)「PVマスター保守点検技術者」認定試験とはどのような試験ですか?」 |
国が定めた改正FIT法の事業計画策定ガイドラインにおいて義務つけられた太陽光発電設備の保守点検に必要な知識・技術の習得を、同ガイドラインに記載されている、民間団体が定めるガイドラインである「太陽光発電システム保守点検ガイドライン(JPEA、JEMA制定)」の内容に基づきJPEAが実施する認定試験に合格することで、保守点検についての知識レベルを認定するものです。
試験内容は、上記「太陽光発電システム保守点検ガイドライン(JPEA、JEMA制定)」、オーム社発行の「太陽光発電システムの設計と施工(改訂5版)」から出題します。
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この認定は国家資格でしょうか? |
いいえ、国家資格ではありません。あくまで、一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が行う民間団体の任意の認定です。
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この認定をもっていることで、どのようなメリットがありますか? |
太陽光発電システムは、法令上電気工作物となり、関係法令に従って、設計、施工、運営されなければなりません。そのためには適切な設計、施工、保守、点検が必要です。また、太陽光発電システムの普及促進策として、現在いわゆる「FIT制度」(発電した電気を固定価格で買い取る制度)が施行され、このFIT制度の適用を受けるにあたっては、発電事業者は保守点検の義務が課されています。
こうした背景を受けて、適切に太陽光発電システムの保守や点検を行う技術者がますます重要になってきており、その需要は高まってきています。第三者による技術認定を受けた技術者であることをアピールできる。
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認定に有効期間はありますか?有効期間が切れた場合はどうすればよいですか? |
認定証の有効期間は発効日から4年間です。認定を継続される方は有効期間内に継続のための手続きをとって頂きます。 |
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JPEA認証研修機関について教えてください。 |
JPEA認証研修機関とは、「PVマスター施工技術者制度」の中で決められた施工技術者教育の為の認証研修を実施することをJPEAが認めた企業・団体です。
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JPEA認証研修機関に認められている企業・団体を教えてください。 |
申し訳ありあませんが、現在、認証研修機関はない状態です。今後、認証研修機関を設けるかどうかを含め検討中です。
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試験の過去問題集や例題はありませんか? |
過去問題集や例題はありません。 |
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試験はどのような出題となりますか? |
出題内容は、これまで以下の書籍や技術情報に基づいて出題しています。
「PVマスター施工技術者」については、
- ・太陽光発電の基礎(基本原理と構成機器)
- ・太陽光発電システムの設計と施工(屋根置き、地上設置)に関して、
「太陽光発電システムの設計と施工改訂5版」(JPEA編、オーム社発刊)
- ・太陽光発電システム PV施工技術者 研修テキスト(第3版)
- ・架台、基礎の設計に関する荷重計算について、JIS C 8955(2017)の内容も含みます。
「PVマスター保守点検技術者」については、
- ・太陽光発電の基礎(基本原理と構成機器)
- ・太陽光発電システムの設計と施工(屋根置き、地上設置)
- ・「太陽光発電システムの設計と施工改訂5版」(JPEA編、オーム社発刊)
- ・太陽光発電システムの保守点検、関係法令と手続き等に関し、「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」(第2版)
(JPEA及びJEMA制定、JPEAのHPよりダウンロード可能)
以上の内容が出題の内容になりますが、詳しくはそれぞれの認定試験の開催案内を参照ください。
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実技試験はありますか? |
認定試験は筆記試験(マークシートによる5肢択一形式)で行われ、実技試験はありません。 |
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試験は何問ですか?合格点は何点でしょうか? |
試験問題は40問です。60点以上が合格となります。 |
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受験票に添付する写真と提出する写真は、全く同じでなくてはならないのでしょうか? |
同じ写真を使用して下さい。 |
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受験申込等に関して、次の様な場合はJcotに連絡してください。
- ●受験申し込みをしたが受付完了メールが届かない
- ●受験票が届かない
- ●受験票を紛失または破棄してしまった
- ●申込みとは別の地域の試験会場で受験したい
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